また妊娠したいな

このブログ更新で最後にしたいと思います。



去年の4月にひょんなこと(指の怪我)からフライング検査して

発覚した妊娠。

今でもうっすら陽性が出た検査薬を見た瞬間のことを思い出すと、

涙が出てきます。

実はあのあと何本も試した妊娠検査薬ずっと捨てられなくて

お守りがわりに置いてました。

無事出産することができ、ようやく名残惜しみながらも捨てることが

できました。


結婚してからずっとずっと早く子どもが欲しくて、

なかなか授からないことへの焦り、苛立ち、喪失感、、、

流産も経験し、再び妊娠できたときはホントにホントに嬉しくて

号泣でした。


妊娠初期の頃は、2度の出血に冷や冷やし、習慣性流産の検査に

引っかかって毎日不安な気持ちのほうが大きかったけど、それでも

エコーでお腹の中ですこしずつ成長してるベビの姿を見ると、

嬉しかった。

心の中でだけど、常にベビに話しかけてました。

いつも一緒っていうのは、心を穏やかにさせたし、強くもさせたし、

寂しくなかったし、楽しい時は倍楽しくて、ホントに幸せでした。


出産後、母子別室だったんですが

お腹の中にもういないんだ…と思うと寂しかったです。

つい癖でお腹をなでてしまうのも2、3日治りませんでした。


出産は怖くて痛かったけど、また妊娠したいなぁって思います。

ひとりじゃないっていうあの感覚。

色々マイナートラブルもあってしんどい思いもしたけど、

今ではどんな痛みだったのかも思い出せないぐらいです。

ただ幸せな期間だったなぁとしか。


もしまた二人目があれば、『ハッピーマタニティ2』でお会いしましょう(笑)

今まで、読んでくださった方ありがとうございました^^

理想と現実

妊娠中、育児について理想がありました。

まずできるだけ母乳で育てたい。

あともう一つ、できるだけ布おむつで育てたい。

母乳に関しては今のところ問題なくいけてます。

産後の入院中に、助産師さんによるスパルタ的おっぱいマッサージで

退院前日に乳腺開始して噴水のように出るようになりました。

カチカチに張ったおっぱいをものすごい力でぐいぐい

揉まれるのは涙がでるくらい痛かったです><

でもおかげで今はほとんどミルクに頼ることがないので良かったです。

それと妊娠中にしていた乳頭マッサージも少しは効果があった

んじゃないかなって思ってます。

ただ乾燥がひどくてオリブ油を塗ってマッサージしていたけど、

オリブ油は保湿性がないのでいくら塗っても乾燥が治らず…。

馬油(助産師さんにすすめられたのはピアバーユ)など保湿性の

あるものが良いです!



そして、布おむつですが。

無理です^^:

今のところずっと紙おむつオンリーです。

里帰りせず、親に来てもらったり誰かに頼ったりとかなしで

夫婦で育児・家事をしているので、産後の弱った体で

布おむつの洗濯が増えるのは無理です。

紙おむついいですね。おしっこサインとかついてるし。

体も完全に回復して、ベビももう少し成長したら

布おむつも考えようかなと思い直してます。



出産編での理想。

それはもちろん会陰切開しないで産めたら、ということ!

助産師さんや先生に言われてから毎日せっせと風呂上りに

頑張ってやってましたが、どうやらマッサージする場所が

ちょっとズレてた&力が弱かったようです。

出産直前に助産師さんに会陰マッサージと膣ピチュを

してもらったんですが、思いのほか強い力でぐいぐい

マッサージされてビックリしました。

膣ピチュはオイルを含ませたガーゼを会陰に当てて

その上から温かいもの(カイロ?)をのせられて

ジワーンと温まって気持ちよかったです。

この方法、出産前に教えてもらっていたら…

あと会陰マッサージの方法を直に教えてもらっていたら

もしかしたら会陰切開は免れてたのかなぁ、と思うと残念です。

会陰縫合後の歩行はかなり辛いものがありました。

もともと痔主だったんですが出産でさらに悪化して

お尻もすごいことに(汗)なってたので

他の出産した人達より歩くのが遅くなってました。。

毎朝のお下の消毒も恐怖だったし、なにより抜糸は

飛び上がるほど痛かったです。



そして、バースプランですが。

もし2人目があるとしたなら、次は絶対無痛分娩で!と思ってます。

それかアクティブバースか。

ずっとベッドに仰向けで陣痛を耐えてたときに思いました。



それから呼吸法。

助産師さんが陣痛中ずっとそばにいてくれるものだと思っていたので

呼吸法もその時に教えてもらえるだろう、なんて甘いこと考えてました。

実際は助産師さんは出産の時だけついててくれるだけだし、

陣痛中は放置です。

呼吸法、出産前に本とかでよく読んで実践しておいた方がいいです!



以上、私の出産・育児の理想と現実でした。

ベビ誕生

退院して4日目、39度まで熱が出て寝込んでました><

頭痛、骨盤痛、おっぱい痛で寒気がものすごくって参りました。

病院からもらってた痛み止め(授乳中でもOKの薬。アスピリンみたいなの)

と、アリナミンRでなんとかしのぎました。。

高熱が出てる間は、ミルクをあげることにしてその間は

母乳は出続けてカチカチに張って痛いので搾乳機で絞って

もったいないけど捨ててました。

おむつ替えとかミルクとか沐浴は全部ダンナくんがやってくれて

ホントに助かりました。

ベビの世話を全部まかせて寝ることに専念できたおかげで

翌日は熱も下がって体もだいぶ回復しました。

そして退院して6日目の朝方。(今日)

ベビに授乳してからトイレに行った後、おまたから何かがドゥルルルンって

出てくる感触があり。。

もう一度トイレにいって確認してみると、直径6、7cmぐらいの

赤黒い塊が!!ティッシュ越しに触ってみると、割と固めで

不思議な触感…。

出産直後、後産処理してるとき先生が「胎盤まだお腹の中に

ちょっとだけ残ってるからまた出てくると思う」と言ってたので

きっと胎盤の残りなんだと思いますが。。ビックリしました。



さて、遅くなりましたが出産レポ最後の場面にいきたいと思います。


♣ 41w1d 1月2日 予定日超過8日目 ♣


午後0時過ぎ 先生登場。また泣いてるところを見られてしまった。

   内診をすると、先生がなにやら指示をだして周りがあわただしくなる。

   先生が膣の伸びを確認する。

   「会陰マッサージした?」「一応やってました」

   「全然伸びてないよ。柔らかくなってない。」「あ、そうですか…」

   そして肛門に近い部分から会陰といわれる部分付近まで

   ジョリジョリジョリ・・とかみそりで剃りはじめた。
   
   「浣腸した?」と聞かれたので

   私「夜中にしました。」助産師さん「朝しました。」

   促進剤点滴する前に浣腸しないのかな、と

   疑問に思っていたけど勘違いしていたみたい。

   夜中の助産師さんと交代しているので連絡の行き違いがあったのか?

   先生、しょうがないな…って感じで浣腸なしで出産することになる。。

   ライトの用意とか分娩手術の用意とかしてる間、

   束の間誰もいなくなった隙に、ダンナくん「トイレ行ってくる。」

   と、LDR室備え付けのトイレじゃなく廊下の方のトイレに行った。

   どうやら大きい方をしたかったよう。。


   ダンナくんがトイレに行ってる間、私が寝てたベッドは

   トランスフォーマーばりに分娩台へと早代わりしていった。

   ベッドのお尻から下部分がなくなって、足を乗せる台、

   手元にはいきむ時に握るレバーが登場。

   パンツを脱がされて下はすっぽんぽんの状態。

   オマタを4台ぐらいのライトが照らすからなんか恥ずかしかった。。

   足には膝部分まで覆うカバーみたいなのを履かされた。

   左腕には点滴、右腕には血圧を計るやつがまかれた。

   上体を半分ぐらい起こされて、いきむ準備万端って感じ。



   先生が再び登場。私のオマタの真ん前でスタンバった。

   そしていきなり始まった。

   突然、「はい!いきんで〜!」って言われてビックリして

   いきんでみたけど、なにより心の準備ができてなかった。

   周りの圧倒的な雰囲気と勢いに怖気づいてパニックになった。

   「いきめないです!無理です!」と泣き言を言ってしまう。

   でも私の泣き言なんか聞こえてないのか、

   先生も助産師さんも看護師さんも、モニターとにらめっこして

   陣痛の波がきたら、「いきんで!」と急かす。

   その度にいきむけど、痛いし怖いしワーワー泣き叫んでた。

   先生が私の肛門に指をつっこんでなにやら確認。。

   「ちょっと溜まってるね〜。気にせんといきんで。」

   そのうち先生が「吸引にする」と言って、

   トイレ掃除に使うようなパッコンを持ってきた。

   あと右手に持ってるハサミがライトに照らされて光ってた。

   恐怖倍増!!もうみんなが鬼に見えた。

   でもなんとか落ち着いて自分の陣痛の波だけに集中するようにした。

   さっきまではパニックになって陣痛どころじゃなかったけど、

   落ち着くと陣痛の波を感じ「あ、今!」とタイミングがわかる。

   私の一声で、助産師さんも看護師さんが

   「深呼吸2回して、息を大きく吸って止める!力入れて!」と

   言うのでそのとおりにひたすら泣き喚きながら無我夢中でいきんだ。

   内臓やら骨盤やら全部が出てきそう。

   もうどうなってもいい。

   

   先生がパッコンでベビの頭をとらえたみたい。

   「頭出てきた!お母さん、見える?下見て。」と言われて

   下を見るけど、自分のお腹のふくらみで見えない。

   赤ちゃんの頭が出たっていう感覚なかったので実感もない。

   「もう出てる!頭出てるからね!」

   看護師さんも助産師さんも励ましてくれる。

   助産師さんが私のオマタに移動してベビを取り上げる準備をする。

   先生が「ここからはお母さん自分の力だけで頑張りや」と言う。

   看護師さんと助産師さんに

   「上手上手〜。あともう一回。」と言われながらいきむこと5、6回。

   ヌルリーン、ジャバーーーっと色んなものが出てきた感じがする。

   出て行くと同時にお腹のふくらみもしぼんでいって、

   不思議とピタッとあれだけ痛かった陣痛が消えた。

   ベビの黒々とした髪の毛、後ろ頭が見えて。続いて体が見えて。

   へその緒がビローーンって出てきた。

   ホントにつながってたんだ!

   ベビの姿を見た途端、号泣。

   後ろの方で「生まれた!すげー!」ってダンナくんの声が聞こえた

   気がした。

   ベビの体をサッと綺麗に拭くと「オギャオギャ」と泣き出した。

   「おめでとうございます。元気な男の子ですよ。」

   助産師さんが私のお腹の上にまだへその緒がつながったままのベビを

   置いてくれた。

   私は恐る恐る両手でベビに触れた。涙でちゃんと見えない。

   先生がへその緒を切って、ベビは一旦別室に連れてかれた。

   別室でもものすごい大きな声で「オギャーオギャー」と泣いてた。

   私はすぐに後産処理。

   先生がお腹をグッグッと手で押して胎盤を出す。

   その間、綺麗になったベビはおくるみにくるまれてダンナくんの

   胸に抱かれた。

   「いつからおったん?」

   トイレに行ってからいつ戻ったのか全然わからなかった。

   「ずっと最初から見てたで」とのこと。

   あんなに泣きわめいてたのも全部見られてたのか、と思うと

   ちょっと恥ずかしくなった。

   でも感動して泣いたらしい。それを聞いて良かったと思う。

   ダンナくん、生まれたてのベビをずっと抱っこして

   戸惑ってるかと思いきや穏やかな笑顔でずっとベビを見ていた。

   幸せな気持ちになった。


   後産処理は辛かった。。。

   出てきた胎盤の大きさにはビックリした。胎盤を食べる人が

   いるらしいけど私は絶対無理…。

   あといつ切られたのかわからなかったけど会陰切りました。

   切られたのは気付かないぐらいだったけど、

   縫合は痛かった!!

   局部麻酔をお尻付近とアソコ付近を3本打たれたけど、

   麻酔打つのも痛いし効いてないしTT

   チクチクチクチク・・・いちいち飛びあがるほどの痛み。。

   3〜4針縫ったとのこと。

   縫合中、なかなか血が止まらないと先生が言っていたけど、

   実際のところ出血量は400ccと中ぐらいみたい。

   翌日の採血の結果、貧血はギリギリセーフだった。

   血圧も190まであがったらしい。

   点滴は陣痛促進剤から血液とブドウ糖を補う?ものに変わっていた。

   
   
午後2時頃 処理が全て終わり、LDR室にベビとダンナくんと私3人だけで

   2時間過ごせることになった。

   ベビは私の胸の上で。カンガルーケアっていうやつ。

   とっても幸せな時間だった。



午後4時頃 カンガルーケア終了。ベビは新生児室へ。

   私は車椅子に乗せられ個室へ移動。

   このときベッドから起き上がるのも一苦労。

   座るのもお下が腫れててうまく座れない。。。




私の出産体験はこんな感じです。

ホントに想像を絶する出産でしたが感動もひとしおでした。

陣痛は産んだ瞬間忘れるって本当です(笑)



というわけで出産レポはこれで終わりです。

次回のブログ更新で最後にしたいと思います^▽^


   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   



   


   



   



   

陣痛促進剤投与

♣ 41w1d 1月2日 予定日超過8日目 ♣


午前9時頃 LDR室でベッドに横たわりモニターをつける。

   先生が来て「ご主人は?」と聞く。

   「タバコ吸いにいくと言ってからどこ行ったか

   わからないんです。」と言ったら、

   「メガネかけてはる?」「ハイ。」

   「あー、下の待合で待ってたわ〜。呼びにいこ。

    看護婦さーーん。呼んできて〜。」

   しばらくしてダンナくんLDR室に入ってきた。

   「探してんから〜!どこ行ってたんよ?泣いてんから!」

   「コンビニにおにぎり買いに行ってた。」

   ダンナくん、朝ごはん食べてなかったからね…。

   しょうがないと思って許しました。

   再び先生登場。

   ダンナくんにこれからのことを説明しだした。

   「これから陣痛促進剤を使って陣痛をおこします。

   子宮口も開いてるし普通は陣痛がつくはずなんですが、

   昨日の時点でもう産まれてもおかしくなかったんですけどね。

   いくら運動しても陣痛がつきにくい人がいるので、

   陣痛がつきにくい体質なんでしょう。そういう人に促進剤を使っても

   効果が出ないという場合もあります。

   陣痛が強くですぎると子宮破裂や胎児仮死のリスクもありますが

   陣痛の様子を見ながら調節していきます。

   了承していただけますか?承諾書を書いてもらいますが。」

   ダンナくん、「わかりました」と答えて承諾書にサインする。

午前9時半頃 点滴による陣痛促進剤投与開始。

   助産師さん「陣痛の様子を見ながら調節します」とのこと。

   点滴の落下速度はかなり遅かったけど、点滴したすぐそばから

   陣痛の波が2〜3分間隔になった!!

   それまでずっと5〜6分間隔だったのに。

   


   どんなに痛くてもベッドの上で点滴してる状態なので

   仰向けで我慢するしかなく、それが辛かった。。

   四つんばいになったり横向いたりして痛みを逃したかった。

   促進剤点滴開始してから、ひたすら痛みとの闘いで。

   30分か1時間おきぐらいに助産師さんが様子を見に来るたび

   子宮口の開きは1cmずつ徐々に開いていっていた。

   ダンナくん何をすればよいのかとまどい気味だったから、

   「どこでもいいからさすって」と頼む。

   モニターの数値が高くなるたび太もも〜足のすねをさすってくれた。

   何度か促進剤点滴を中止してもらおうかと考えた。

   でも早く終わりにしたい気持ちのほうが強かったから

   頑張って耐えることにした。


午前11時頃 子宮口9cm開大。全開まであと1cm!!

   助産師さん「他の人はもう声あげてる頃だけど、声出さないから

   我慢強いわね。」とのこと。

   それを聞いて、声を出したら楽になるのか?と思う。

   陣痛の波が来るたび、スー(鼻から吸う)「ふぅ〜」(吐く)

   声を出しながら息を吐くようにしたらちょっとマシになる気がした。

   でもだんだんと「ふぅ〜」が「ひぃ〜」に悲鳴に近いような声になる。

午前11時半頃 もう我慢できない。

   ナースコールで助産師さんを呼ぶ。

   内診の結果子宮口はまだ9cm。

   「いきみたいのが我慢できなくなったら言ってくださいね。」と言って

   どっか行ってしまう。

   もうとっくにいきみたいの我慢できないちゅうの!

   半泣きになるけど泣くのをぐっとこらえた。

午後0時頃 我慢できなくなってナースコール。

   再び助産師さん登場。子宮口は、外側がもうちょっとだね、とのこと。

   外側って?!

   「時間にしてあとどれくらいですか?」と聞くと、

   「15分ぐらいかな〜」との返事。

   15分も?!この陣痛の波をあと5〜7回も

   我慢しなきゃいけないの?!そう思うと

   涙がぶわーって出てきて止まらなくなってしまった。

   ダンナくんがティッシュを渡してくれた。





To be continued



   








   

いよいよ出産か?と思いきや…

♣ 41w1d 1月2日 予定日超過8日目 ♣


午前2時頃 夢の中でお腹のベビがスルーっと骨盤内に落ちていく

   夢を見た。なんかものすごくリアルだった。

   同時にドーンドーンと肛門とあそこがものすごく圧迫される感じが

   してかなりの激痛。全然眠れやしない。

   時間の間隔計るどころじゃない。ずっと痛いんだもの。

   これはもしかしてきたかも、と思いダンナくんに病院に行きたいと

   言う。

   ダンナくん、起きてゲームしていた。

   スタンバってくれてたみたい。

   病院に電話して、間隔が開くことなくずっと痛いということ、

   肛門がずっと圧迫されてる感じがすると伝えた。

   すぐに病院に向かった。

   病院へ向かう道で、戌の日のお参りに行った神社をいつも通る

   んですが、どうか帰りは赤ちゃんを連れて帰れますように。と

   強くお願いした。

午前2時半頃 病院に到着。

   助産師さんによる内診の結果、子宮口6〜7cm開大。

   そして赤ちゃんの頭が見えてる、って!!

   夢で見たあれはメッセージだったのかも…と思った。

   順調にいけば朝方には産めるでしょう、と助産師さん。

   かなり期待が高まる。

午前3時頃 モニターをつけた結果、陣痛の間隔は5、6分間隔。。

   しかも張りは弱くなっていた。嫌な予感がした。

   もしかしてまた陣痛遠のくんじゃないか。。。

   浣腸をしてから、個室に戻ることに。

午前6時頃 個室のベッドで真っ暗にして寝てると

   再びドーンドーンとあの肛門を圧迫する激痛。

   眠れない。。ダンナくんを起こすけど何もできない。

   とりあえず寝て痛みをやり過ごす。

午前7時頃 助産師さんから連絡があり、LDR室へ移動。

   モニターをつけて様子を見る。

   陣痛弱くなっていた。。。

   激痛なのになんでモニターをつけた途端治まるのか?

   失意のまま個室に戻る。

   モニターでは弱い陣痛も、移動するときはかなり激痛。

   恥骨が痛くて痛くて歩くのがかなり遅くなる。

   何度も何度も立ち止まってうずくまる。

   助産師さんに介助されながら歩いた。

午前8時 朝食を食べる。

午前8時半頃 先生による内診の為、1階の診察室に移動する。

   移動する際、恥骨が割れるように痛む。

   何度も何度も立ち止まりながらも歩く。

   ダンナくんも一緒に話を聞こうとついてきてもらったけど

   タバコ吸いに行くといって外に出て行ってしまった。

   多分待ち時間が長くなると思ったんだと思う。

   休診だからすぐに呼ばれるって頭になかったんだと思う。

   一人で待合室で待っていて、助産師さんに名前を呼ばれて

   立ち上がって診察室に入ろうとしたとき、

   あまりの痛さにうずくまってしまい、助産師さんに

   介助されながら歩いた。

   そして、痛いのと、こんなに痛いのにモニターをつけた途端や

   先生に診てもらうときになぜか止まってしまう陣痛のこと、

   ダンナくんが悠長にタバコを吸いに行ってしまったこと、

   色々頭の中がぐちゃぐちゃになって、泣いてしまった。

   嗚咽をあげるぐらい号泣。

   院長先生もいらしてて苦笑いされてました。

   先生(副院長)も「なんで泣いてるんや〜」と困り顔。。

   内診中、「産む前からメソメソしてたらあかんで」と一喝される。

   赤ちゃんの頭が見えてるのになんでかな〜、

   これだけ子宮口6〜7cm開いてたら陣痛も普通つくねんけど

   と、先生は不思議そうだった。

   そして、「陣痛つけようか。昼前には産めるから。」と。

   看護師さんや助産師さんに、「陣痛つけるから〜用意」と

   色々指示を出してにわか周りがあわただしくなった。

   「じゃあ、LDR室に移動して。昼には産めるからね」と、言われる。

   陣痛が遠のくたび産まれないんじゃないかって思ってたから

   急に出産が目の前に現実味を帯びてきてちょっと怖くなったけど

   やっとやっと産めるんだ!って気持ちの方が強くて

   嬉しくなった。

   待合室に出るとダンナくんの姿はなく、外にちょっとだけ出てみて

   探したけどいなくて、もしかして部屋に戻ったのかな?と

   思って部屋にも行ってみたけどいなくて。。

   歩くのもしんどいのに探し回らせやがって〜とかなり

   腹がたってきて、一人でLDR室に行った。



すいません、長いのでまた続きにします。

   



   

   



   

   

遠のく陣痛・2

退院して2日目です。

夜中の授乳&おむつ替えで早くも体はダウン気味です。。

産後の体ってかなり免疫落ちてますね><

頭痛いわ、乳首痛いわ、骨盤痛いわで背筋がゾクゾクしてます。

でもそれでもやっぱりわが子はかわいいので頑張れます^▽^

そうそう、妊娠中からよく感じていたしゃっくりですが、

生まれてからもよくしゃっくりしています^^

お腹の中でこんな顔でしゃっくりしてたんだな〜と思うと

すごく愛おしくなります♪




それでは出産レポの続きいきます。

♣ 41w0d 1月1日 元旦 ♣

午前8時 病院の朝食を食べる。

   メニューはお雑煮と鯛の姿焼きとか黒豆とか

   紅白なますとか。束の間お正月気分を味わった。

午前8時半頃 助産師さんが来て、陣痛が止まったようだけど

   誘導陣痛とか先生から話出てます?と聞かれて、

   そういう話はしたことないけど、使えるのなら使って

   早く産みたいです、と答える。

   ダンナくん、二日連続の徹夜で疲労が激しく、

   一旦帰って休養することに。

午前9時頃 先生の内診。

   なんと子宮口5〜6cm開いていた。

   それで先生の判断は、家に帰らないでそのまま病院に

   残りシャワーを浴びて陣痛をつけること、院内を歩いたり

   して運動して陣痛がついたら今日中に産まれるだろう、

   とのことでした。

   陣痛促進剤は使わない、自然で産みましょうという判断。

午前9時半頃 LDR室から個室へ移動。

   シャワーを浴びる。ちょっと陣痛復活?と思ったものの

   すぐに治まる。。

   昼食まで院内の廊下をウロウロしたり、階段昇り降り、

   部屋の中をウロウロしたりするけど陣痛は来ない。。

午後0時 昼食。おせち料理が出た。めっちゃ豪華だった。

   昼食のあと、再び院内の廊下をウロウロ、部屋をウロウロ、

   階段昇り降りをする。

午後3時頃 助産師さんが、陣痛きてるか確認に来る。

   完全になくなったみたいです。と答える。
 
   陣痛が完全になくなっちゃうことってあるんですか?と聞くと

   私と同じケース(週数)で陣痛がなくなって再び1週間後に

   復活して産んだ人がいる、と聞いてかなり凹む。

午後4時頃 ダンナくん来る。

   LDR室へ移動してモニターをつける。

午後5時頃 モニターでも陣痛が完全になくなってることが

   はっきりわかって凹む。

   助産師さんに、一旦家に帰るように言われる。

   私もそうした方がいいかも、と素直に思う。

   荷物は置いたままでいいとのこと。

   大きいスーツケースなので置いたままでいいということで

   ホッとした。

午後5時半頃 家に帰る。

   前日に買ったスーパーの惣菜(おせち)が無駄にならなくて

   良かったかも、と気を取り直す。

   お風呂で湯船に浸かるも、前日のような陣痛はなし…。

午後9時過ぎ とりあえず陣痛がない今、ここ数日の

   睡眠不足を返上しようと早々に寝ることにする。

午後11時頃 寝ている間、陣痛が来る。

   今度は間隔が開いてないような気がする。

   ずっと痛い…。しかも肛門付近がものすごい圧迫されてる感じ。

   でもきっとこんなもんじゃないんだろう、と思い

   頑張って寝る。

   



長いので、また続きます。。